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エネルギー消費効率とは

エネルギー消費効率とは、家電製品が1kWあたりどれほどの性能を発揮できるかを示した値で、主にエアコンの性能を表すのに用いられています。エアコンの場合、1kWの電力あたり、どれほどの冷却や加熱が行えるかという数値を表しており、この数値が大きいほど効率のよいエアコンだということになります。

エアコンにおけるエネルギー消費効率は、かつては、COP(Coefficient of Performance)と呼ばれる値を用いて表されていました。COPは、単純に能力を消費電力で割った値で、冷暖房平均COPとして、冷房能力のCOPと暖房能力のCOPを平均した値で省エネ性能を表示するのが一般的だったのです。

しかし、最近では、COPに変わる評価基準としてAPF(Annual episode passes Performance Factor)と呼ばれる値を用いるのが一般的になってきました。日本語では通年エネルギー消費効率と呼ばれる値です。APFは、冷房を使用した期間と暖房を使用した期間に発揮した能力を足し、それを通年のエネルギー消費量で割るという式で表されます。

使われる指標がCOPからAPFに変化した理由は、冷房や暖房の能力や消費電力は、使用時の室内、室外の気温にも大きく左右されるからです。COPでは、その機械が同じ状況下で発揮できる性能は比較できましたが、実際に1年間使用した時の省エネ性を正しく表記できているわけではなかったのです。

エネルギー消費効率は、省エネラベルという形で製品に表示することが義務付けられているため、エアコンを買う時に目安として使うことができます。当然、エネルギー消費効率の高い製品を使うほど、年間の消費電力は少なくなるので、電気代も安くなります。したがって、製品そのものの値段だけでなく、エアコンの買い替えの目安とされている10年使ったときの電気代も考えて購入する製品を決めるべきでしょう。

エネルギー消費効率をみると、エアコンはもちろんのこと、多くの家電製品が10年前と比べて大幅に向上しています。したがって、家電製品の中でも年間消費電力の大きい製品から、順番に省エネ性能の高いものに買い換えていくのが良さそうです。

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