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デシカント空調機とは

デシカント空調機とは、温度と湿度を別々に制御できる空調機のことをいいます。

従来の空調機の場合、湿度を下げるために空気を過冷却したあとに再加熱するということを行っていました。これはエネルギー的な無駄がかなりあったのですが、デシカント空調機は「吸湿ローター」により空気中の水滴を直接除去する空調技術。これでエネルギーロスもなく、従来の空調機に比べて省エネとなります。

体感温度には湿度が大きく影響することが知られており、夏場に同じ温度の部屋で過ごしていても、湿度が低い方が涼しく感じると言われています(湿度5%は体感温度は1度に相当)。このため、デシカント空調機を使って湿度を低く保つことで、設定温度が高くても快適に過ごすことが可能となります。

なお「吸湿ローター」が吸い取った水分は、空調機を運転することで発生した廃熱を利用して乾燥させることができます。これは、エネルギー効率的に優れているという利点の他、従来の空調機でよく問題になる空調機内のカビの発生も抑制することができるという利点もあります。

オゾン層の破壊原因として知られるフロンガスを用いる必要もないため、環境にも優しいという利点まであるものの、除湿の必要性についての認識が進んでいないためにあまり普及していないのがデシカント空調機の現状です。

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