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中部電力新料金プラン「2年契約」でも違約金ナシ

中部電力が1/12に新しい電気料金メニューを発表したね。2016年4月以降の低圧電気料金について、8つのプランを出している。

1/7に東京電力が中部電力エリアの電気料金を発表したばかりだったわ。東電とどっちがお得なのかしら。新電力だけでなく旧電力同士の競争もあるから面白いわよね。

記者会見を見ていると電力会社の広報の皆さんは厳しい表情をしていることが多いね。面白いなんて言ったら怒られそうだよ(笑)

そうかもしれないわね!

電力契約は「2年縛り」でも、携帯電話のような違約金は取れない?

さて、例えば中部電力新電力メニューの「とくとくプラン」はかなりの量の電気を使う需要家向けのプラン。現在の「従量電灯C」にあたるもので、(1)月平均の電力使用量が970kWh、(2)契約容量が7kVA(キロボルトアンペア)の家庭を想定している。

kVA(キロボルトアンペア)って何?普通の30Aとか40Aの契約アンペア数とは違うの?

これはまた別の記事で解説するけど、だいたい7kVA=70A、つまりアンペア数に置き換えるなら10倍してみるとわかりやすいよ。

あ、それならわかりやすいわね。オール電化の家庭だとよく見る単位だわ。

そうだね、僕の家は現在東京電力のオール電化で、電化上手という電気料金プラン。14kVAだよ。さて、この「とくとくプラン」なら従来より2年間で26,680円も節約になるみたいだ。

2年契約で電気料金で24,700円、ポイントで最大1,980円分の割引ということだけど・・・この「2年契約」っていうのがクセモノよね。東京電力も2年契約を条件とした値引きがあったわ。

電力会社も、せっかくテレビCMをたくさん打ってお客さんを獲得しても、お客さんに逃げられれば商売にならない。後から後から新電力はどんどん立ち上がるかもしれないし、よりお得な電気料金プランが出てくる可能性もあるしね。

でも2年契約って心配ね。携帯電話の契約みたいに解約の時には違約金が取られてしまうのよね?

実は中部電力は「当面は途中解約時の違約金は取らない」と発表しているんだ。

電力会社が違約金を取れない理由「電力の小売営業に関する指針」

「電力の小売営業に関する指針」というガイドラインが設定されている。これはガイドラインつまり電力小売事業を行うにあたってのユルめのルールというところなんだけど、「問題となる行為」が盛り込まれているんだ。

「ユルめのルール」ということは、絶対に守らないといけない法律みたいなものではないということ?

そうなるね。ただ、後から網がかかる可能性もなくはないので、大手電力会社を中心に基本的にはリスクになるような規約は作らないことが多いよ。
で、ここで「高額違約金を設定すること」と「解除を著しく制約する条項を設けること」が「問題となる行為」に記載されている。

※参考記事:2年契約シバリの「高額な違約金」電力小売ではNG?

つまり、途中解約の場合の違約金が全くダメということではなく、「その違約金が高額すぎて解除を著しく制限している」のはダメということね?

そうだね。例えば2年契約で2,000円分のポイントがもらえるといった場合「その2,000円を返してくださいね」という程度なら問題ないという見方もある。

じゃあ違約金5,000円だったらどうなのかしら?3万円とかだとさすがに高い気がするけど、とか・・・。

明確に「いくら以上はダメ」ってガイドラインが引きづらいところではあるよね。

でもそういえばJ:COM(ジェイコム)は、電力量料金を最大10%割引としているけど、確か途中解約に違約金を求めるって言ってたわ。

高額なものだと指摘が入るだろうけど、そこまでのものにはしないつもりなんだろうね。

東京電力は特に違約金を取るとは確か言ってなかったと思うわ。

ただ、Tポイントやpontaにも交換可能なポイントサービスなど、全てのサービスの恩恵を受けようと思ったら2016年3月末までに2年契約を結ぶ必要がある。当たり前だけど、お得な電気・ガスを買おうと思ったらそれなりの条件が付くね。

そうじゃないと電力会社もお客さんが安定しなくて大変だものね。

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