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卸電力取引所とは

卸電力取引所とは、電気の市場取引を行う卸売市場のことで、日本では現在、日本卸電力取引所(JEPX)が唯一の卸電力取引所として営業しています。日本卸電力取引所は会員制を採っており、東京電力のような大企業から、新電力と呼ばれる電力の自由化以降に事業参入した小さな会社まで、2015年7月21日現在で、114社が会員となっています。

卸電力取引所の存在意義の一つとして、卸電力取引所を通じて電力が売買できるということが挙げられます。例えば、太陽光発電でのみ発電を行う新電力の企業が、一般家庭に電力を供給する場合、発電量が天候に左右されるため、電力不足が起こり得ます。そんなときに卸電力取引所を通じて電力を買うことが可能となるのです。

また、卸電力取引所の存在意義の一つに、市場価格の形成があります。市場で取引される電気の価格が明確に世の中に発信されるようになれば、電力会社がその価格に基づいて、新たな設備に投資するべきかどうかを判断することができるようになるというメリットがあります。

しかし、制度の進んだヨーロッパ諸国と比べると、日本の卸電力取引所で取引される電力量はまだまだ少なく、十分な活性化が行われていないのが課題とされています。

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