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卸電気事業者とは

卸電気事業者とは、東京電力や関西電力などの一般電気事業者に対して卸売で電力を販売する事業者のうち、出力の合計が200万kWを超える発電設備を持っている事業者のことを言います。現在のところ、日本では、電源開発株式会社(Jパワー)と日本原子力発電株式会社の2社のみが卸電気事業者に当てはまります。

1995年に電気事業法が改正される以前は、一般電気事業者に電力を卸供給すべての事業者を卸電気事業者と呼んでいましたが、現在では、卸電気事業者の基準に満たないそれらの事業者のことを、区別して卸供給事業者(IPP)と呼ぶようになっています。

卸電気事業者は非常に大きな発電能力を持っているため、一般電気事業者の電力の安定供給能力に対する影響も大きく、そのために正当な理由なしには電力の供給を断ることができないという電力の供給義務が、電気事業法によって定められています。

卸電気事業者が一般電気事業者に電力を販売する際は、卸電力取引所を介する場合と、直接卸売する場合の2種類があります。また、卸電気事業者が各家庭や工場などの一般利用者に対して直接電力を供給することはできませんが、電力自由化とともにこの規制を無くしてしまおうという議論が政府で行われています。

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