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外張り断熱とは

外張り断熱とは、柱の外側から断熱材で住宅全体を包むようにする断熱工法のことを言います。住まい全体を覆うため、断熱材の切れ目が出来ず、住宅内全体を暖かく保つことができます。

他の断熱工法として、充填断熱工法というものがあります。これは、住宅の内壁と外壁との間に断熱材を充填するという方法です。この方法では、柱の部分には断熱材がないため、その部分だけ熱が逃げてしまうことになり、外張り断熱よりも断熱性能で劣ります。

また、外張り断熱のメリットとして、住宅内の結露を防ぐことができることが挙げられます。充填断熱工法の場合、柱は外に近い部分と家の中に近い部分とで温度の差ができるため、その部分から冷気が侵入して結露が発生しやすくなります。しかし、外張り断熱の場合は、建物全体を断熱材で覆うため、壁自体の温度も室内温度と同等に保たれ、結露が発生しにくいのです。

さらに、外張り断熱では、柱と柱の間のスペースを住居内スペースとして利用することができ、たとえば収納スペースにするなど、有効利用が可能になります。

外張り断熱を施した住宅の場合、夏は、外の熱気を遮断するだけでなく、冷房などで冷やした室内の空気を逃げにくくし、逆に冬は、外の冷気を遮断するだけでなく、暖房などで温めた室内の空気を逃げにくくすることができます。

この特性によって、冷暖房にかかる電気料金を安くすることが可能になります。実際に外張り断熱工法を行っているパナソニックESテクノストラクチャー株式会社の調べによると、外張り断熱を行うことで、1980年代の基準で建てられた住宅に比べて、冷暖房費が40%以上も安くなるというデータがあります。

外張り断熱の欠点としては、コストが高い他に、外壁の安定性に課題があることが挙げられます。断熱材によって、外壁を加えることになるため、地震などの際に外壁が崩れることも多いようです。また木造建築の場合は、シロアリの被害も問題になるようです。

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