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温室効果ガスとは

温室効果ガスとは、温室効果をもたらす気体全般の総称です。温室効果とは、地球から放射される熱エネルギーが大気圏外に届く前に、大気中の物質が吸収してしまうことにより、地球の大気圏内部の温度が上昇する現象をいいます。

温室効果ガスには様々な種類が存在しますが、最も一般的で身近な温室効果ガスとしては、二酸化炭素が挙げられます。気象庁の調べによりますと、人間が排出する温室効果ガスのうち60%以上を占めるのが二酸化炭素となっています。

二酸化炭素は、石油や石炭を燃焼することで排出される、その国の経済活動が活発になればなるほど、より多くの二酸化炭素が排出されることになりますし、また最近では、二酸化炭素を吸収する働きを持つ森林が減少している現状もあり、地球全体でみると、二酸化炭素の排出量は増加傾向にあります。

その他には、メタンや窒素酸化物、フロンガスなどが主に人間の生活によって排出される温室効果ガスになります。人間活動によるメタンの主な発生源としては、家畜の排せつ物や、ゴミの埋め立て地などが知られています。また、窒素酸化物は、主な発生源が自動車の排気ガスとなっています。

温室効果により地球の温度が上昇すると、様々な悪影響が予想されます。温度が上昇すると、南極の氷が溶けだしてしまい、海水面が上昇することが予想されるため、その結果として海の中に沈んでしまう地域が出てくるでしょう。また、生態系が大きく変化することで、伝染病の発生地域が増えたり、食物の収穫量が減ってしまったりという可能性も考えられます。

もちろん悪影響ばかりではないものの、なんとか温室効果ガスの排出を食い止めようというのが世界的な流れです。1997年には京都で国際会議が開かれ、各国の温室効果ガスの削減目標を定めた京都議定書が採択されました。

温室効果ガスを減らす有効な手段としては、二酸化炭素を排出しない自然エネルギーの積極的な導入や、水素自動車や電気自動車といった、排ガスがクリーンな新しい自動車の活用があります。こういった対策のおかげで、日本の温室効果ガス排出量は、2007年に過去最高を記録して以降、減少傾向にあります。

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