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自然派の新電力【Looopでんき】の基本料金0円は本当に得?

電力小売自由化で注目を集めている新電力「Looopでんき」についても触れていこう。実はLooopでんきは、2011年に電力事業を始めた比較的新しい会社だよ。

あら、他の新電力は、これまでも特別高圧や高圧の電気の供給をしてきたけど、Looopでんきはまだまだ若い会社なのね。

そうだね。でもね、電力自由化ではとある点で差別化を測っている電力会社だから、ぜひ、知っておいてほしい新電力だよ。

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東日本大震災後に設立した新電力「Looopでんき」

Looopでんきは東日本大震災後の2011年4月に設立した電力会社なんだ。特別高圧や特圧向けの需要家には2015年の7月から電気を販売しているから、短期間だけど電力事業のノウハウや実績はあるよ。設立当初は、宮城県の石巻にソーラー発電システムを無償で設置したり、震災の被災地に太陽光発電で支援を行ったりしていて、東北の被災地とも結びつきが強い電力会社だね。

2011年ってことは、今年で5周年を迎える電力会社ってことね。東日本大震災といえば、なんといっても原子力発電所の事故がショックな出来事のひとつだったけど、その中でグリーンエネルギーで発電する施設を作るなんて、とても好印象の電力会社だわ。

そうだね。このLooopでんきは、東京本社以外にも大阪と福島にも支店を持っている。震災復興の役割を果たしている企業と言えるかもしれないね。Looopという社名も、自然エネルギーを使った循環型の社会を目指して名付けたらしい。

ということは…、電力自由化後の電源も、太陽光発電なんかの自然エネルギーで賄うの?

そうだね。ではまず、Looopでんきの電源について触れていこうか。

太陽光発電がメイン電源?電気の安定供給は大丈夫?

Looopでんきは、太陽光エネルギーをメインに電気を供給していく予定だよ。今後は風力や水力もメイン電源にして、電力事業を進めていくそうだ。「やさしいエネルギーを発電のスタンダードに」というスタンスで事業を行っている会社だから、他の新電力とは発電方法の違いで差別化していることになるね。

自然エネルギーで電力自由化に参入してくるって、とても魅力的よね。でも心配なのは、それで供給する電気は足りるのかってことじゃない?電気が足りずに停電なんかしたら困るわ。

そうだね。自然エネルギーはとてもエコで環境にもいい発電方法だけど、たくさんの電気を発電するのはなかなか難しい。だから、Looopでんきはその対策として、足りない電力に関しては、別の電力会社から調達してバックアップすることにしているよ。

別の電力会社から電気を調達するなら安心ね。でも、別の電力会社から電力を仕入れてくるわけだから、電気料金が高くなっちゃうんじゃないの?もちろんグリーンエネルギーはそれだけで魅力だけど、あまりに電気料金が高くなるなら、需要家たちも導入は難しいんじゃないかしら…。

確かに、電気代が高くなるのは嫌だよね。では、次でLooopでんきの電気料金プランについて紹介していこう。

驚きの基本料金0円!Looopでんきは電気代節約にもおすすめ?

Looopでんきでは2016年4月から、一般家庭向けと事務所や商店向けの2つのプランを新たに始めるよ。1つは「おうちプラン」で、東京電力の従量電灯Bに値するプランだ。もう1つは「ビジネスプラン」で、東京電力の従量電灯Cに値するプランだよ。

他の新電力もそうだけど、Looopでんきも東京電力を意識したプランの展開になるのね。一番気になるのは、電気料金だけど、東京電力と同じように、基本料金と電力量料金で構成されるプランになるのかしら。

基本料金と電力量料金、それから燃料調整費、再生可能エネルギー発電促進賦課金も加えられて請求されるんだけど、ただね、Looopでんきの場合は、5月31日までに申し込むと、基本料金がずっと0円になるキャンペーンを行っているんだ。

期日までにLooopでんきに申し込みすれば、基本料金は請求されなくて、電力量料金と燃料調整費、再エネ賦課金だけ支払えばいいってこと!?それってすごくお得じゃない?

そうだよね。とっても魅力的だと思うよ。特に、契約アンペアが大きい家庭や事業主ほど、高い基本料金を払う必要がないから、とってもお得だよね。

従量料金は一段階のみ「Looopでんき」の料金設定

基本料金が0円で、従量料金だけが請求されるっていうのはとても魅力的だけど、電力量料金が高いなら、電気を使った分だけ高い電気代になることもあるんじゃない?

電力量料金の料金設定も気になるよね。ここでおうちプランの電力量料金の表を見てみようか。

東京電力エリア 26円(税込)/kWh
関西電力エリア 26円(税込)/kWh
中部電力エリア 26円(税込)/kWh

ん?ちょっと待って、これって、電力量料金は一律同額ってこと?

そうなんだ。東京電力や新電力の電力量料金を見ると、3段階で設定されていることが多いよね。ちなみに、東京電力の電力量料金は以下のとおりだ。

第一段階料金 最初の120kWhまで 19円52銭
第二段階料金 120kWh〜300kWhまで 26円00銭
第三段階料金 300kWhを超える分 30円02銭

Looopでんきは一律26円の電力量料金だから、一人暮らしであまり電気を使わない世帯だと、電力料金は東京電力の方が安いかもしれないのね。でも、Looopでんきは基本料金が0円だから、やっぱりたくさん電気を使う家庭ほど、お得っていうのには変わりないのかな…。

使用電力が少ない家庭はLooopでんきだと損?

基本料金が30Aの場合は、東京電力だと基本料金が842円40銭なんだけど、月の使用電力量が100kWhくらいの世帯だと、東京電力は1,952円+842.4円=2794.4円、Looopでんきの場合は2,600円+0円=2,600円って感じだね。

違いは僅差って感じね。東京電力とLooopでんきで迷っているなら、今までの検針票を見て、実際に電気代を計算して比較するほうがいいのかも。

本当にそうだね。契約アンペア数が大きくて、今までも第三段階料金を支払っていた家庭なら、Looopでんきの方が安くなる可能性は十分にある。それに当てはまらない家庭は、各自電気料金を計算すると、損はしないと思うよ。

電力供給エリアは首都圏・関西・中部エリアの3エリアのみ

従量料金の表で、東京電力、関西電力、中部電力エリアが料金表に載っていたけど、Looopでんきの供給エリアはこの3つのエリアになるの?

今のところ、供給エリアはこの3つの大手電力会社管内になる予定だよ。今も工場や商業施設、オフィスビル、学校に電気を供給しているから、この電力自由化をきっかけに、電力事業全体を拡充する可能性もあるかもね。

自然派のエネルギーをウリにしているから、十分に供給できるだけの電力の確保も重要な課題でしょうね。

そうだね。Looopでんきは、太陽光発電をDIY間隔で導入できる「MY発電所キット(R)」なんかもリリースしているし、固定価格買取制度(FIT)の制度も開始しているよ。制度を開始して4年が経っているんだけど、日本全国で1,400件以上設置されているみたいだから、FIT電気からの電力供給も注目されるだろうね。

原発事故があったり、地球温暖化の問題があって、グリーンエネルギーを選びたい需要家も多いと思うわ。Looopでんきに魅力を感じる需要家は多いと思いでしょうね。電気代も、キャンペーン中に申しこめば基本料金がずっと無料になるし、家計節約のメリットも感じられていいわね。

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