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蓄熱暖房機とは

蓄熱暖房機とは、電気を利用した暖房器具です。そのため、電気蓄熱暖房機とも呼ばれます。蓄熱暖房機の内部には熱を蓄えるためのレンガ、蓄熱レンガが入っており、そのレンガを電気を使って温めて、その熱を放出することで使用する暖房器具です。レンガを温めるのを、電気料金が割安となる深夜とすることで、安い値段で利用することができます。蓄熱レンガには、酸化マグネシウムや酸化鉄を用いたものが一般的です。

蓄熱暖房機はその仕組み上、暖房機能を途中で止めることはできません。日中はレンガから熱が放出され続けることになります。夜間の間にどれだけ蓄熱レンガに熱を貯めておくかで、日中の間どれだけ暖房機能を使うことができるかが決まります。

蓄熱暖房機の利点の一つに、通常の電気暖房機に比べて電気代を抑えることができるということがあります。夜間の電気料金は日中に比べて半分ほどの値段で利用できるからです。また、火を使うわけではないので、火事や酸欠を引き起こす心配もありません。

欠点としては、内蔵されたレンガがかなりの重さとなるため、設置時に床の補強や耐震工事といった工事を行う必要があることが挙げられます。また、夜中にどれだけの熱を貯めるかのコントロールが難しく、日中に暑過ぎると感じた場合に途中で暖房機能を止めることができないのもマイナスポイントです。

蓄熱暖房機を安く使おうとする上で、気をつけたいのは、日中の追い焚きを行わないようにすることです。夜間に蓄えておく熱が少ないと、日中に暖房機能が途中で止まってしまうことになるので、その場合は日中の電力を使って、追加でレンガを暖める必要が出てきてしまうのです。その場合、日中の電気を使うために、夜間の電力を使うよりも割高になってしまいます。

熱をどれだけ蓄えるかが難しい蓄熱暖房機ですが、シーズンセンサーやファンが付いている蓄熱暖房機になると、少し調整が簡単になります。シーズンセンサーが付いているものは、暖房の運転を開始する外気温度を設定できますし、ファンが付いているものは、必要なときのみファンを回すことで暖房の勢いを調整できるからです。

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