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2年契約シバリの「高額な違約金」電力小売ではNG?

※最終更新日時:2016/1/16

s_Dollarphotoclub_88051273「電力の小売営業に関する指針(案)」が出ましたね。ここでは、「電源構成の開示」は「努力義務」とされるにとどまることに。つまり、「自分の会社はこういう発電方法で電力を作って供給していますよ」という内容の開示は、必須とされないことになったのです。

この情報の開示は特に新電力にとっては少しハードルが高いものだそうで、新規参入を妨げる可能性が危惧されたということですが・・・。電気には色も匂いもないとはよく言われますが、本当に国民全員がエコの意識を国民全体で高めていくためにもこれの開示は進められるなら進めたほうが良さそうですよね。

なお、「電力の小売営業に関する指針(案)」では以下の5つの項目につき、「望ましい行為」と「問題となる行為」が盛り込まれています。

  1. 需要家への適切な情報提供
  2. 営業・契約形態の適正化
  3. 契約内容の適正化
  4. 苦情・問い合わせへの対応の適正化
  5. 契約の解除手続の適正化

「望ましい行為」として書かれたものは、「電源構成の開示」以外にも

  • 低圧需要家向けの標準メニューの公表
  • 平均的な電力使用量における月額料金を例示すること
  • 停電時に適切な連絡先を紹介すること

があるようです。問題となる行為としては、

  • 料金請求の根拠を示さないこと
  • 誤解を招く情報提供で自己のサービスに誘導すること
  • 高額違約金を設定すること
  • 解除を著しく制約する条項を設けること

などとなっていますが、注目すべきは「高額違約金を設定すること」「解除を著しく制約する条項を設けること」が盛り込まれていることかもしれません。

携帯電話のように2年縛り、3年縛りでお客さんを確保しようとする動きは各社とってくると思われますが、「縛り」を入れるということは、違約金などを設定して解除しにくくするということ。そういうことしちゃダメですよということですでに最初から決められているということですね。

もっとも、現段階ではこれは「案」。まだ確定した内容ではなさそうです。加えて、ガイドライン的な位置づけですから、4月1日の小売全面解禁からいきなり、新電力を含む全ての電力会社がこれらの条項を徹底的に守ってビジネスをスタートするかどうかは、まだ不透明と言えそうです。

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