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HEMSとは

HEMSとは、Home Energy Management System(ホームエナジーマネージメントシステム)の略称で、家庭で利用する電気やガスなどのエネルギーを一括して管理するシステムのことです。電気やガスなどの使用量をモニター画面にて確認できるようにする「エネルギーの見える化」を実現する他、家電などの電気機器を自動制御する役割も担います。

HEMSを設置してモニターで電気使用量を確認できるようにすることで、家族内での節電への意識が高まり、実際に節電に協力的になるということが、政府機関である省エネルギーセンターの行ったアンケートからも明らかになっています。

HEMSを設置すれば、どの部屋でどのくらいのエネルギー消費が行われているかが一目で確認できるため、節電の具体的な対策が取りやすくなるというメリットがあります。

HEMSを設置してエネルギーに関する管理を行う住居をスマートハウスと呼びますが、スマートハウスには太陽光発電パネルやエネファームといった自家発電システムや、蓄電池や電気自動車といった電気の貯蔵設備も備えつけられるのが一般的です。そういった発電や蓄電などのシステムを効率的に制御して、電気使用量を抑えるのも、HEMSの大きな役割になります。

さらに、2016年からは電力の自由化が始まり、結果として、使用量の多い時間帯の電気は値段が高く、逆に使用量の少ない時間帯の電気は値段が安くなることが見込まれています。そうなったときに、料金の安い時間帯に電力を貯めておき、料金の高い時間帯に貯めておいた電気を使ったり、それを電力会社に売電したりと、時間帯に応じて電気をコントロールできるというのもHEMSの便利なところになります。

2012年に民主党政権化で発表されたグリーン政策大綱では、2030年までに全家庭にHEMSを設置することを目標とするとされています。しかし、実現に向けた具体的な対策が明記されていないことが指摘されています。

HEMSはパナソニックやシャープといった家電メーカーや、積水ハウスやトヨタハウスといった住宅メーカーなどが開発を進めています。

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