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PPS(特定規模電気事業者、新電力)とは

PPSとは、Power Producer and Supplierの略語で、日本語では「特定規模電気事業者」のことです。

呼称として、一般的に「新電力」と呼ばれることもあります。

簡単に言えば、電気事業に新規参入した会社と言えます。東京電力や関西電力といった既存の大手電力会社、いわゆる「一般電気事業者」以外の電力会社で、資源エネルギー庁によって、「契約電力が50kW以上の需要家に対して、一般電気事業者が有する電線路を通じて電力供給を行う事業者」と定義されてきています。



2016年の4月からは、電力完全自由化がスタートしますので、契約電力が50kWを下回る一般家庭でもPPSと契約を結べるようになります。そういった需要の高まりを受けて、2015年7月現在で、700社以上がPPSとして届け出を行っていますが、実際に電気を販売した経験のある会社はそのうちの1割ほどに留まっています。



PPSは太陽光発電や風力発電といった自然エネルギーで電力をまかなう会社も多く、大手電力会社と比べて、供給量は少ないことがほとんどです。2014年のデータでは、全発電量のうちPPSが占める割合は6%弱となっています(自由化済みの高圧電力販売の実績)。また、自前の発電施設だけでは電力供給が安定しないため、状況に応じて一般電気事業者やIPPから電気を購入することもあります。

※以下、PPSの例
・ダイヤモンドパワー株式会社・・・中部電力と三菱商事の合弁会社。電力小売自由化においては中部電力の提携先と連携し、ガスや携帯電話料金などとのセット割引販売プランを打ち出していく予定。
・丸紅株式会社・・・大手総合商社
では販売電力量トップ。商社ならではの化石燃料の調達能力を生かし、タイ、韓国、ポルトガル、ベトナム、カンボジア、ブラジルなど海外IPP事業(発電事業)にも注力。福島復興事業として洋上風力発電の開発にも取り組む。
・イーレックス株式会社・・・東芝、日立、太平洋セメントらの合弁会社。東証マザーズ上場企業。高知県に再生可能エネルギーのバイオマス発電所を所有。
・株式会社エネット・・・NTTファシリティ、東京ガス、大阪ガスが共同出資で作った電力会社。高圧の電力小売において、PPS最大手としてダントツの販売電力量を誇る。

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