オール電化とガスを比較!メリット・デメリットまとめ!賃貸料金にも差が?



最近では、オール電化にしている家庭も一般的になってきました。これまで電気とガスを併用してきた人の中にも、オール電化が気になっている人がいるのでは?
また、賃貸でお探しの方もオール電化かどうかで物件を選ぶ方もいるそうです。
しかし、電気もガスも私たちのライフラインでもある大切なエネルギーです。
オール電化でもガスでも鍋にお湯を張って沸かしたら、「光熱費がいくらになるか」なんて、考えたことのない人がほとんどですよね?
そこで今回はオール電化って本当にガス代を払うよりお得なの? と題して、オール電化とガスのメリット・デメリットを徹底比較してみました。
ガスとオール電化には光熱費や利便性に一体どんな違いがあるのか、メリットがあるのか、コストはいくらなのか、その実態に迫ります!
オール電化・都市ガス・プロパンガスでの光熱費を徹底比較!
オール電化でお湯を沸かすと電気代はいくらになる?
オール電化の住宅では、IHクッキングヒーターが設置されていることがほとんどです。IHの場合の電気代と、ガスで調理をする際のガス代は、どちらがいくらぐらい光熱費の節約になるのでしょうか。実際に計算して比較してみましょう
1Lの水を鍋に入れて沸かす場合…電気代は約2.7円
(※水のはじめの温度を15℃とし、比熱を4.2J/gKとする。また、パナソニック公式サイトから全国の電気代平均の27円/kWhで計算。以下全て同じ条件。)
この電気代は家庭の電気料金プランにもよりますが、夜間割引などの利用時間帯によっては、半額以下になることも。
食材を茹でたりするときには、電気代は数円程度で済む計算になります。
都市ガス・プロパンガスでお湯を沸かすとガス代はいくらになる?
ガスと電気を併用する家庭も多いと思いますが、ここでは「都市ガス」と「プロパンガス」も一緒に比較してみましょう。
1Lの水を鍋に入れて沸かす場合…都市ガスのガス料金は約1.2円
※中火で沸かした場合
あれ、オール電化と比較しても都市ガスの光熱費は意外とお得ですね? ちょっと高いものだと思っていましたが。 一方でプロパンガスはというと、
1Lの水を鍋に入れて沸かす場合…プロパンガスのガス料金は約3.95円
と、プロパンガスは都市ガス・オール電化と比較すると少々高い結果になりました...。
三種類の中ではどれが一番安い?
オール電化・プロパンガス・都市ガスを光熱費の安い順に並べると、
都市ガス | オール電化 | プロパンガス | |
---|---|---|---|
光熱費 | 1.2円 | 2.7円 | 3.95円 |
という結果になりました!
※温め始めるお湯の温度や水の量、さらにはその時々のガス代・電気代によっても変動します。
さて、お湯を沸かす上ではオール電化・プロパンガスを抑えて、都市ガスに軍配が上がったわけですが、「オール電化の方がずっとお得」というイメージもありますよね。
本当はオール電化とガスを比較してどっちがお得なのかな? なんて疑問に思った人もいるのでは?
それでもどうしてオール電化の方がお得と言われるのか、それはオール電化のメリットに隠されています。