
オール電化、電気料金が思った以上に高い?
小さいお子さんと一緒に料理をしたい!という場合、やはり炎が出ないIHクッキングヒーター付きのオール電化住宅は魅力です。一方で、慣れない調理環境でちょっとイライラするという方も少なくないですね。
私は36歳の主婦です。主人と小学生、2歳の子供と暮らしています。
5年程前、まだ下の子が生まれる前に、マイホームを建てることになりました。ハウスメーカー担当者や主人と話し合いを重ねましたが、個人的に一番悩んだのは、オール電化にするかガス併用にするかという点でした。
家を建てる予定の地域は都市ガスが通っておらず、ガス併用だと必然的にプロパンガスになるのですが、ガス代が非常に高くつくのがネックでした。そこで、オール電化にすると、深夜電力を使えるので電気代が安く済むと、主人や担当者は勧めてきました。
また、オール電化にするとコンロは自動的にIHクッキングヒーターになりますが、炎が出ないため、小さい子供がいても安心だろうとも言われました。子供には料理をしっかり教えたいと思っており、安全に料理できる環境を整えるのもよいだろうと、オール電化にすることに同意しました。
電気代が想定以上にかかっているが、オール電化に後悔はない
さて、念願のマイホームが出来上がり、暮らし始めて4年になります。ガス代がかからないのは当然ですが、電気代が思った以上にかかっています。下の子が生まれ、家にいる時間が長くなり、昼間の電気使用量が増えたのが原因でしょう。昼間の電気代が高いのはある程度覚悟していましたが、予想以上に家計に応えますね。
また、IHクッキングヒーターは火力をボタンで調整しますが、ガスコンロのレバー式に慣れていた私には、料理中にボタンを押すという動作が当初はイライラするのものでした。ただ、この不満は慣れと共に解消しつつあります。トッププレートが平らなので掃除がしやすく、いつも清潔にしておけるのもメリットです。
メリット、デメリットありますが、オール電化にして後悔はありません。電気の使用量は、子供の成長と共に変わるでしょう。安い深夜電力のメリットをもっと活かせるように、ライフスタイルを見直したいと思っています。
◼︎この体験談のポイント
ライフスタイルによって電力プランは見直していかないといけませんね。特に昼間の電気料金が高くなる設定をしてしまうと、小さいお子さんが生まれてご自宅にいる時間が長くなった時にかえって電気代が高くなったという話はよく聞きます。