
東北電力の新電気料金メニューは6〜9%の電気代ダウン
東北電力も新料金プランを出したね。新料金プランを出したというよりは、現行のメニューを大きく刷新することになりそうだよ。
「よりそう+ナイト12」「よりそう+ナイト&ホリデー」「よりそう+ナイト8」「よりそう+ナイト10」「よりそう+ナイトS」「よりそう+サマーセーブ」ってこれ全部新しい電気料金メニューよね。電力小売自由化で新電力がどんどん入ってきてるから、旧電力も焦っていそうよね。
それはあると思う。これまで通りの電気料金メニューだけだと新電力の安価な電気代に勝てず顧客を持って行かれてしまうね。
逆に、東北電力管内で戦う新電力は、東北電力の電気料金を見てこれから本番スタートって感じね。どれぐらい安くなるのかしら。
一般家庭の電気料金をモデルとして発表されている内容を見ると、電気料金が大体6〜9%下がる感じだね。ライバルの新電力も大体同じぐらいの値下げ幅だと感じる。
よくよく見ると、東京電力と同じように時間帯別に電力量単価の違うプランを変更して出してきてるみたいね。
そうだね。例えば僕の家みたいにオール電化の家庭向けには「よりそう+シーズン&タイム」というのがいいみたい。
オール電化ではヒートポンプ機器など夜間の電力を上手に使う設備が導入されているケースが多く、昼間の高い電力量料金での電気使用を抑えられるようになっているんだ。
洗濯や掃除などの家事もピークタイムをハズしてやりましょうというものよね。このあたりは一人暮らし家庭や共働き家庭など、日中家にいない家庭にとってお得な料金メニューになっていそうね。
特に東北は寒冷地で冬場の暖房代がものすごいことになるし、東京電力管内とはワケが違いそうだよ。
オール電化用の電気料金メニューや昼夜でこれだけ電気料金が違うメニューは、新電力からはまだ出ていないわよね。
そのうち出てくるとは思うんだけどね。昼と夜とで電気の使い方が大きく変わる人たちというのは全体からするとあまり多くないのかもしれないね。
そういえば、東北電力は電気料金でポイントがたまるサービスなんかはやっていないの?
pontaとの提携がスタートするんだ。pontaのロイヤリティマーケティング社が発表していたよ。
そうなのね。東北電力のポイントは「よりそうeポイント」って言うのね。「よりそうeネット」というwebサービスがスタートするみたいだけど、東京電力のでんき家計簿とか、中部電力のカテエネとかと似たような感じかしら。
うん、月々の電力使用量とかが見える「電力見える化サービス」。他の旧電力と近いサービスだね。2016年1月25日に開始するみたいだけど、ポイント交換は4月の予定だよ。