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アンペア・ボルト・ワットの違いを理解して効率よく電気料金を節約!

公開:2021.8.20更新:2021.8.31

「日々の電気代を節約したい」、そんな理由で、家庭でエアコンやテレビ、冷蔵庫などの節約・節電をしている人は多いでしょう。

それにはまず電気がどのような使われ方をして、電気料金がどのように計算されているか知る必要があります。

電気料金の計算には、電気の単位である「アンペア・ボルト・ワット」を理解しておく必要があります。覚えていますか?

「アンペア・ボルト・ワット」という用語は覚えていてもその正確な知識は意外に忘れていると思います。

電気代節約のため中学生の頃に戻った気持ちで、「アンペア・ボルト・ワット」を復習してみましょう!

そもそも電気ってどんなものなの?

電気の単位である「アンペア・ボルト・ワット」を知るには、「電気とは何か」について知る必要があります。

しかし、正確に電気を理解しようとすると、さまざまな物質を構成する原子の構造を知る必要があり、かえって電気というものがわかりにくくなってしまうでしょう。

そこで、電気を「水と同じように流れることでエネルギーを生じるもの」とたとえるとわかりやすくなります。

では、ここからは電気を水のようなものと考えて説明していきます。

アンペアは電気の流れる量!

水が流れる

電気の流れを水の流れや車の交通量(流れ)に置き換えると理解しやすくなります。

アンペアとは、電気(水)が流れる量(電流)のことで、単位は「A」で表されます。

たとえるなら、蛇口から流れる水道量が電流にです。

アンペア数が高いほど、たくさんの電気(水)が流れていることになります。

わかりやすく車の交通量でいえば、アンペアは道路を走っている車の台数に相当します。

ボルトとは電気を流すために必要な力

コンセント

ボルトは、電気(水)を流す力、つまり電圧(水圧)のことで、単位は「V」で表されます。

ボルト数が高いと電圧(水圧)が高くなり、強い力で電気(水)が流れます。

蛇口をひねればひねるほど、強く水が流れますよね。

ボルトは車の交通量にたとえると、走っている車のスピードに相当します。

ちなみに日本のコンセントの電圧は100Vで一定なので、節電のために電圧を下げることはできません。

ワットはふだん私たちが消費している電気エネルギー

電灯

ワット(電力)とは、電流(水流)によって生み出される、私たちが消費するエネルギーのことです。

ワットの単位は「W」で表されます。

水圧が大きくて大量の水が速く流れると、たとえば津波のように大きなエネルギーが生まれます。

同様に電圧が高く、多くの電流が流れると大きなエネルギーが生まれることになるのです。

電気の場合、この電流が生み出したエネルギーを消費することでエアコンで冷暖房の利用ができたり、テレビに映像が映ったりします。

ワットを車の交通量にたとえていえば、一度にたくさんの車がスピードを上げて荷物を運ぶと結果として多くの荷物が運べることに相当します。

アンペア・ボルト・ワットの関係を理解して電気料金の仕組みを理解しよう

三つの単位を復習し終えたところで、アンペア・ボルト・ワットの関係性について学びましょう

この三つの単位において、「ワット(電力)=アンペア(電流)×ボルト(電圧)」の関係が成立します。

そのため、日本の場合は電圧が100Vで一定ですから、1,000Wを消費する電気製品を動かすのに10A(=1,000W/100V)の電流が必要になります。

なおエアコンの運転や、電子レンジで食品を温めるには、その電気製品が一定時間動作しなければなりません。

1,000W(=1kW)の電力を消費する電気製品を1時間運転させたときの消費電力量は、1kWhです。

そして電力会社の電気料金は、1kWh単位で決められています。

一ヶ月に何kWh使ったかで、毎月の電気料金が計算されます。

電気料金の計算には、アンペア・ボルト・ワットが絡んできます

電気の明細

当たり前のことになりますが、同じ電化製品でも消費電力の小さい製品の方が、消費する電力量は小さくすむので節電・節約になります。

また、電力会社と契約するときに「契約電流」を10A、20A、30Aなど選択できます。

契約電流が小さいプランほど基本料金が安くなりますので、電気料金を節約したい人は契約アンペアに注目してください。

例えば、契約アンペアが10Aと50Aでは、基本料金が1,000円以上違います

契約内容をよく確認しないまま電力会社と契約した人は、ここで電気料金の節約ができる可能性があります。

しかしアンペア数が10Aの契約にすると、1,000W(=10A×100V)までしか電気製品を使えません

これは、500Wのエアコンと800Wのドライヤーを同時に使うことができず、同時に使うと契約容量をオーバーしてブレーカーが落ちることになります。

しかし、同時に使わないようにすることで契約電流を下げられる可能性があります。

電気製品には消費電力が記載されているので、同時使用したい電気製品の合計消費電力をチェックして適正な契約電流にしましょう。

使用状況を調べる際、照明用の電球などを計算に入れずに知らぬ間にオーバーしてしまうというパターンがあるので、ワット数を調べる際には注意が必要です。

アンペア・ボルト・ワットの知識を節電に生かしてみましょう

電気の基本用語であるアンペア・ボルト・ワットの意味について説明しました。

電気料金は消費電力量(ワット)と契約電流(アンペア)で計算されます。

その中で電気料金の節約・節電をするためには

  • 同じ電気製品でも消費電力の小さい電気製品を使う
  • 電気料金プランを変更して、契約電流を小さくする

ことが大切です。

今回学んだことを生かして、電気料金を下げる工夫をしましょう。