夏はエアコン24時間つけっぱなしが電気代が安い? 賢く冷房費節約



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エアコンの冷房を24時間つけっぱなしにするって話。これは本当にお得なのでしょうか?エアコン暖房については以前別の記事で取り上げましたが、冷房の場合は・・・?
夏ってエアコンと扇風機くらいしか、涼しくなる家電がありませんよね。「うちはエアコンだけに頼りっきり」なんて人も多いでしょう。頼れるのがエアコンだけだからこそ、エアコン冷房の使い方が家計を直撃します。
「夏の冷房費が高いのはあきらめてる…」なんて人もいるかもしれませんが、何にも節電対策をしていないなら、そんな人こそ節約のチャンス!効果的な節電対策を行えば、確実今よりもに電気代を安くすませることは可能なはずです。
ここでは、最近SNS等でウワサになっている「エアコンは24時間つけっぱなしの方がお得」という情報を検証し、真のエアコンの電気代節約方法に迫っていきたいと思います。
エアコン冷房もつけっぱなしがお得?24時間つけっぱなしたら、電気代は安くなる?

計算に用いるエアコンは、日立の白くまくんXシリーズ(10畳用エアコン)です。実はこのエアコン、暖房のつけっぱなし記事で電気代を算出したエアコンと同じ機種。
- 暖房8〜12畳 680W(110〜1995W)
- 冷房8〜12畳 560W(115〜1150W)
消費電力のところには、155〜1150Wと書かれているので、安定時は115Wくらい。そして、フルパワーで運転すると1150Wくらい電力を消費するということです。
消費電力は暖房よりも低いので、そもそもエアコンの冷房は暖房よりも省エネのことがわかりますね。
そうそう、電化製品はなんでも、立ち上がりの直後が一番電気代がかかるんでしたよね!
さて、クーラーのスイッチを入れて直後1時間の電気代と、安定運転時の電気代を比べてみましょう。
- エアコン立ち上がりから1時間のコスト:約29円
- エアコンの運転が安定してからの1時間あたりのコスト:約3円
冬のエアコン暖房の場合は、立ち上がり1時間で約50円かかっていたので、電気代を比較してみると、エアコン冷房のほうが結構安上がり。一方、安定時の運転については、暖房も冷房もほぼ変わらず、約3円です。
ちなみに、エアコン24時間つけっぱなしと、12時間だけエアコンを使用した場合の電気代比較もしておきましょう。
- エアコン24時間つけっぱなし・・・約3(円)×24(時間)=約72(円)
- 12時間だけエアコン使用・・・約29(円)+約3(円)×11(時間)=約62(円)
エアコン暖房の場合は、24時間つけっぱなしよりも、12時間だけ使用したほうが電気代が高くなりましたよね。でも、エアコン冷房の場合は、12時間だけに使用時間を絞ったほうが、電気代が安くなるみたい…。
ただ、もし1日2回、スイッチを入れる機会があるのなら要注意です。
- 6時間×2回・・・約29(円)×2(時間)+約3(円)10(時間)=約88(円)
ほらねほらね!2回エアコンの電源スイッチを入れてしまったら、電気代はたちまち24時間つけっぱなしのほうがお得に!
エアコンスイッチは、1日2回くらいはON・OFFする人が多いと思います。「わたしもそう」なんて人は、もしかしたらエアコン24時間つけっぱなしのほうが電気代はお得なのかもしれません。
さて、ひとまずエアコンの冷房費を計算したわけですが、夏といえば冷房運転だけでなく、「除湿運転」を使う人も多いと思います。次は、エアコンの除湿冷房の電気代について検証していきましょう!